和尚のつぶやき

2018年のつぶやき

平常心 平常心   そだね~。

平昌オリンピックが無事閉幕しました。日本選手団の活躍に、感動し、涙し、(結果がすべてではないので、選手の方々には申し訳ないのですが)時にはがっかりしたこともありました。とにかくお疲れ様でした。
一つ一つの感動を思い出せばいろいろありますが、最後に銅メダルを取った”カー娘”でしょうか。とにかく明るい。いつも笑顔が絶えないチームでした。ピンチをチャンスに変えたのも、この穏やかな心のあり方がひとつの要因のような気がします。
”そだね~”が流行語になりそうですよ。
 
人生の大舞台においても、日々 ”そだね~” と生きてゆきたいものです。

鉄人は”心:やさしさ”の鉄人でもあった。

元広島東洋カープの鉄人 衣笠祥雄氏が亡くなりました。心からお悔やみ申し上げます。
ご逝去にあたり、朝のテレビも新聞も大きく取り上げていました。野球のことには門外漢ですが、巨人の選手でもないのに、読売新聞はスポーツ面の半紙、スポーツ報知は表紙・2面3面そして裏表紙二面の扱いですから、とてもすごい選手だったことが偲ばれます。そして、多くの野球ファンに愛されていた選手であることもわかりました。その中にたくさんのエピソードが語られていました。報知の一面のコピーは『歴代3位161死球 骨折しても休まない不屈の闘志』というのがありました。2215試合連続出場の世界記録を打ちたて、国民栄誉賞を受賞したことです。このエピソードは、元巨人の西本聖投手からデットボールを肩に受け、亀裂骨折をしていたにも関わらず、翌日の試合に代打で出場し、三球をフルスイングした件についてのコメントでした。
 
一球目のスイングは、野球の神様に
二球目のスイングは、自分のために
そして、三球目のスイングは、ボールをぶつけた西本君のために。
 
この話しを聞いていて、涙がポロポロ出てきて、久しぶりに心が震え涙していました。人間が持っている心の温かさに触れたからです。デットボールを受けても相手投手には左手で「大丈夫、大丈夫」と合図し、右手は「騒ぐな」とベンチを制する”鉄人”でした。
自分のことより他人のことを思いやる心。どのような道のり(職種)であっても頂に立った人間が持つ心の広さだけでなく、心の強さとやさしさです。
拙僧もかくありたいと日々精進します。
 

箱根の復路は地獄への参道か?

今年も元日の「ニューイヤー駅伝」二日三日は「箱根駅伝」を見ながら新年をスタートしました。
「ニューイヤー駅伝」は旭化成が連覇しました。群馬県を走るとはいえ太田市桐生市とは隣同士。走る道路や渡る橋を知っているがゆえに思わず見入ってしまいます。
「箱根駅伝」は青山学院が総合四連覇でした。往路優勝の東洋大は準優勝。三位早大と大方の予想どうりでしょうか。
この二日間テレビに見入った方が多かったと思います。まさに喜怒哀楽。ハラハラドキドキ。人生の縮図を見させられているようです。
いろいろと予想外の展開があったにしても、往路はそれなりに落ち着いて見ていられました。大変なのは復路です。それぞれの大学の目的が微妙に違っており、そのアヤが織り成すドラマが壮絶だからでしょうか。
はじめから優勝を狙っているのは数大学でしょう。往路の結果を受け上位(できれば表彰台、悪くとも五位)入賞狙いの数大学。大方は来年のシード権狙いか。それぞれがそれぞれの目的を持って箱根をスタートし、鎬を削るのがするのが復路のようです。
結果、大願成就できたチームは満足し、他は悲壮感漂うゴールになっていました。特に準優勝の東洋大とシード落ちした駒沢大は見ていてかわいそうなくらいでした。
競争である限り結果がすべてなことは承知ですが、まずは苦悶苦闘の中、走りきった選手たちを褒めてあげたい気持ちです。
『二位ではダメなんですか?』そう言った大臣がいたではないですか。『敗戦の将、兵を語らず』というのに、涙ながらに”侘び”ていた選手たちは、いったい誰に”何”を”詫び”ていたのでしょうか?ふがいなかった自分自身に対してならそこはこらえて飲み込むところでしょう。
テレビに映った姿があまりにも悲壮で惨めでかわいそうになってしまいました。日本人の心には「伝統を引き継ぎ伝統を重んじる」ことへの厳しさがあります。個の優劣や劣敗への厳しい評価もありますが、その反面「判官びいき」という一面があり「捲土重来」を期して待つ、奥深さがあるはずです。
改めて選手の皆さん、スタッフ関係者の皆さんに感謝いたします。素敵な感動をありがとう。  2018.01.05

ここ掘れワンワン

皆様、明けましておめでとうございます。お健やかに新年をお迎えになられたこととお祝い申し上げます。
昨年は、あっという間に過ぎてしまった感があります。昨年というか、ここ二年間があっという間でした。
いろいろと溜まっていた仕事も片付けも思っていたほどできずに、道半ばでした。それなりに頑張ったつもりでしたが、こんなもんでしょうか。やれやれです。この分では、今年もボチボチになりそうです。
ゆっくり”亀”のごとく、一歩一歩また一歩でしょうか。
 
さて、今年は「戌歳」です。花咲か爺さんになったつもりで、『ここ掘れワンワン』。小さなことも見逃さず、小さな声も聞き漏らさずにしっかりと「宝物」を掘り当てたいものです。ご精進ください。
 
2018.01.02

福田山 壽徳寺
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