嘉元元年創建 臨済宗 福田山 壽徳寺

 
   
[顕徳会の由来]
足利市野田町の、渡良瀬川堤防を背にする寿徳寺に、田中正造が分骨されている事実が世に出たのは、1989(平成元)年のこと。前寿徳寺住職大蔵寛邦和尚が、当時の寿徳寺総代委員長室田仁氏に「本堂竣工後、墓畔に田中正造翁の顕徳碑を建てるつもりだ」と語ったことに始まる。
寛邦和尚は先代の元直和尚が言い残した事として、次のように話した。「1913(大正2)年10月12日、惣宗寺の本葬に参加した後、室田忠七、稲村与市、稲村忠蔵、設楽常八らと熟議して、翁の分骨を寿徳寺開山禅師の墓に納めることとした。久保田町の本源寺和尚、県町の淨徳寺和尚も参列して、証拠を残さぬよう紙位牌でこっそり埋骨式を済ませた。分骨は油紙にくるんで納めてある。以来、9月4日には、必ず墓前で供養してきた。以後も続けるようにいわれ、だから寺だけで行ってきた」と。分骨地は五ヶ所と信じていた者たちにとって、青天の霹靂であった。だが、調査の過程で、分骨責任者の原田定助、政七の周辺では、七ヶ所に分骨したといわれている事実も知った。明治の男たちは黙したままで逝ってしまった。謎は一つ解け、ひとつ生まれた。
久野地区の人々は、室田仁氏、山田秀穂氏を中心に顕徳会をつくり、毎年3月第一日曜日に会合し、法要を行うこととした。1993(平成5)年には寿徳寺境内に正造翁の顕徳碑が建った。
初代顕徳会会長の室田仁氏は、正造の分骨を思いどうりに自分たちの寺に納める「離れ業」をやってのけた鉱毒被害地久野村リーダー室田忠七の孫である。
 

顕徳会主催の田中正造春彼岸供養の法要日程

顕徳会主催の田中正造春彼岸供養の法要日程
 
法要の日程
原則として、3月の第一日曜日午後1時を予定しています。
 
平成29(2017)年度の日程
3月5日(日)午後1時開始です。(予定)
晴天の時には、田中正造翁顕徳碑の前で法要を行います。
雨天の時には本堂で行います。
 

平成23年3月の法要

平成23年3月の法要
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子々孫々に伝えるべき宝物
2011-03-08
久野地区は、渡良瀬川の氾濫によって、度々足尾銅山の鉱毒被害にあった土地です。広島や長崎の原爆の被災とは比較できないかもしれないが、その他の公害被災地と同じように、我々も環境問題を発信し続けなければならない。悲惨な負の経験を貴重な体験とし、貴重な財産として、子々孫々に語り継ぐべきである。そうしなければ、当時必死で頑張りぬいてきたご先祖に申し訳ない。金銀財のように形あるものを残すことは易いかもしれないが、形のないものを残すことは中々難しい。久野地区だけでなく、鉱毒事件にかかわる悲惨な歴史や苦労努力というご先祖の目に見えない財産を残してあげなければならない。
今年は、このようなお話をしました。
 

平成16年3月14日(日)田中正造顕徳会創立15周年記念「立松和平氏 特別講演会」

平成16年3月14日(日)田中正造顕徳会創立15周年記念「立松和平氏 特別講演会」
 
『演題:田中正造のやりのこしたこと』
顕徳会が創立15周年を迎えた記念に、田中正造への顕彰と顕徳会の普及と環境問題の啓蒙のために立松和平氏の特別記念講演会を実施しました。写真でそのときの様子をご覧ください。
 
 
後援会画像1
(1)「より多くの方々が田中正造の行動と功績を考える時間を持ち、少しでも環境の問題を考えてほしい」と特別講演会開催の趣旨を説明する住職
 
後援会画像2
(2)時には笑いを誘い、時には足尾銅山工夫の苦しみ・鉱毒被災地農民の嘆き・中村民の憤り・多くの苦しみの声を代弁してくれました。
 
後援会写真3
(3)少し宇都宮訛りのある独特の語り、朴訥とした話し方。前にテレビで見たまんまでした。多くの方が共感を覚えたようです。
 
後援会写真4
(4)講演の後の質疑の場面。熱心な質問が出ていました。
 

集合写真

集合写真
 
集合写真
立松和平氏、顕徳会会長室田仁氏、顕徳会の会員、参加者との記念写真。
 

追記

追記
 
立松和平氏のご冥福をお祈りいたします。
平成22年2月8日。立松氏の急逝を知らせる突然の悲報に驚きました。心からご冥福をお祈りいたし、ご縁をいただいたことを感謝申し上げます。
 

平成14年3月2日 顕徳会法要

平成14年3月2日 顕徳会法要
 
 

 顕徳会からのお知らせ

 顕徳会からのお知らせ
 
(1) 初代顕徳会会長の室田仁氏は平成16年3月にご逝去なされました。顕徳会の設立に係るご苦労と会の運営にご尽力いただきましたことに衷心よりお礼申し 
   上げ、ご冥福をお祈りいたします。

(2) 次の顕徳会会長は、山田秀穂氏になりました。

(3) 3月第一日曜日の法要には、どなたでもご参加できます。寿徳寺までご一報ください。

福田山 壽徳寺
〒326-0322
栃木県足利市野田町1463
TEL.0284-71-9130
FAX.0284-71-6183

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019154
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