嘉元元年創建 臨済宗 福田山 壽徳寺

皆様明けましておめでとうございます。

令和二年の幕開けです。令和最初のお正月は、その元号の意を汲んでとても静かで穏やかな日が続きました。

今年一年、大きな事件事故もなく、自然災害もなく、平穏な年になりますことを祈念いたします。

皆皆様に大きな幸多き一年になりますよう祈念いたします。

今年はついにオリンピックの年になりました。日本国の発揚と世界の平和のために、素晴らしいオリンピックそしてパラリンピックになることを祈念いたします。

 

『国民の平和と世界の平和を常に願い、国民に寄り添い・・・』

天皇陛下は「即位令正殿の儀」を済まされ、即位を内外に宣言されました。

これから日本の天皇として、どのようなご活躍をなされるのかご期待に胸が高鳴ります。とくに、雅子皇后様は語学がお得意ですから、世界の舞台でご活躍されるお姿を拝見できる機会が増えることでしょう。

いち日本国民として胸が熱くなった一日でした。

 

天皇陛下　皇后陛下　万歳　万歳　万歳

 

 

 

 

 

 

 

 

新しい令和の時代の幕が開きました。新天皇皇后両陛下のご即位を心からお祝い申し上げお喜び申し上げます。

雅子皇后様のお美しさと素敵な笑顔が日本国さらには全世界の人々を安心と安全と安寧の健やかで安らかな心に導かれることを確信しました。

ホントーに美しい笑顔でした。

平成最後の一日は終日雨でした。平成の時代を国民の平和と安心に腐心された天皇皇后両陛下様のご退位に多くの国民が感謝して流した涙か、新たな新時代の幕開けのための清めの浄水でしょうか。

新たな令和の時代は穏やかな朝で始まりました。柔らかな日差しが射しています。

『世界の人々が安寧で幸せであることを願います。』

昨日の天皇陛下最後のお言葉を重く受け止めたいと思います。

万葉集の宇梅乃波奈(うめのはな)　の詩、32首の余分にある「時、初春の令月(れいげつ)にして、氣淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かをら)す」から引用されたそうです。

平安のころは『花』といえば『梅』でした。その意味でも梅の花に関わる出展は日本古来からの縁を引き継いでいるようです。

 

冬の厳しさに耐え、春に先駆けて花開く梅の花のように、凛として、楚々として。これからの日本、そして日本人の道なのでしょうか。

 

拙僧も梅の花のごとく凛として生きねば！！
 

生き地獄のような忌まわしい映像をテレビで見ていました。声も出ません。ただただ、画面を見つめて呆然としていました。

 

当たり前だったことが、いかにあり難い事であったのか、思い知った日です。

 

改めて多くの御霊に合掌して、ご冥福をお祈りします。

顕徳会主催による平成３１(2019)年度の法要の日程が決まりました。田中正造翁の環境問題への活動や業績や渡良瀬川鉱毒事件などに関心があり、法要に参加したいとお考えの方は、是非ご参集ください。

　　日時：平成３１年３月３日（日）

　　　　　　午後　１時３０分開始

　　※　雨天の場合には、本堂で法要を行います。

　　　　遅くとも１５分前までに壽徳寺境内（大仏付近）に

　　　　お集まりください。

福井県警が道路交通法違反とした「僧衣での車の運転は違反」問題が決着しました。証拠不十分で不起訴とのことです。この件については、拙僧だけでなく、全国の僧侶が高い関心を示していました。『明日はわが身だからです』。

証拠不十分では、まったく問題は解決していません。「僧衣が車の運転にふさわしくない」との違反でしたが、では違反容疑は服装のどこだったのか？証拠とは何の証拠なのか。少なくとも新聞では不明瞭でした。注意を喚起するなら、より具体的に示すべきで、適当にお茶を濁された気がしています。

僧衣だけでなく和装全体がいけないといっていることと同じだと思うのです。

今日は7日の月曜日です。今日から仕事開始の方が多いのではないでしょうか。

「暮れも正月も休みなしだよ」と頑張ってこられた方々には、感謝してご慰労申し上げます。ゆっくりとお休みください。

 

さて、改めて一年のスタートです。目標を持って、その目標を達成しようという強い信念を忘れずに日々精進したいものです。

そのためにも、体調を整え、心を安定させ、健康に留意することが大事になります。

今日は『七草』です。春の薬草を食し、『無病息災』を願いましょう。七草が無理なときは、寒さに耐えて甘くなった野菜を食し、その命をいただいて『無病息災』を願いましょう。

 

拙僧も一年の目標を立てました。

『今まで長年努めてきたいろいろなことを、足しもせず切りもせず、一つ一つの質を高める』

仕事も趣味も人間との関わりも、自然との関わりも、社会との関わりも、少なくすることなくその中身を良くしたいと思います。